暦の上からもようやく春となりました。
3月5日は24節気の一つ「啓蟄」で、冬ごもりしていた虫たちも春を感じて活動をはじめたことを意味しています。3月20日は「春分」となり、24節気は農作業や人々の生活と密接に結びついてきました。
これに対し、カレンダーに今でも残っている“六曜”(大安、友引など)は、全く無意味で人々の生活には百害あって一利なしの存在です。残念ながら、偽の経典である“十全経”の影響が千年経った今でもこの日本に残っているのです。
仏教には多数の経典があります。浄土真宗では、仏説大無量寿経(大経)と仏説観無量寿経(観経)、仏説阿弥陀経(小経)の浄土三部経が重要視されます。
宗派によって、拠りどころとする経典は千差万別です。