天親菩薩は、インド亜大陸西部ガンダーラのプルシャプラに生まれ、五世紀に活躍された七高僧の第二祖(サンスクリット名Vasubandhuヴァスバンドㇻ)。世親とも言う。
実兄無著(むじゃく)の勧めによって、部派仏教(小乗仏教)から大乗仏教に転じ、阿弥陀如来への信仰と浄土への往生を『浄土論』ではじめて論じ、阿弥陀一仏に帰依して安楽国(仏国)に生ぜんと願った。さらに唯識思想を大成した『唯識三十頌』(ゆいしきさんじゅうじゅ)を著した。
この世界の片隅で、生命科学者・歴史愛好家の住職が語ること
天親菩薩は、インド亜大陸西部ガンダーラのプルシャプラに生まれ、五世紀に活躍された七高僧の第二祖(サンスクリット名Vasubandhuヴァスバンドㇻ)。世親とも言う。
実兄無著(むじゃく)の勧めによって、部派仏教(小乗仏教)から大乗仏教に転じ、阿弥陀如来への信仰と浄土への往生を『浄土論』ではじめて論じ、阿弥陀一仏に帰依して安楽国(仏国)に生ぜんと願った。さらに唯識思想を大成した『唯識三十頌』(ゆいしきさんじゅうじゅ)を著した。