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住職の週報⑪

月3回「本願寺新報」が本願寺出版社内の本願寺新報社から送られてきます。最新版の6月20日号に、<米ホワイトハウスで平和願い仏教行事>の記事が載っていました。

今年の5月26日は、仏教徒が宗派や人種、国境を越えて平和を願う日として国連が認定する「Vesakウェーサク」で、米国バイデン大統領がそれを祝して声明を発表しました。

「仏教の教えは慈悲の心と謙虚さ、それに自己中心性からの脱却です。社会を豊かにしてくれる仏教徒の多大なる貢献を心に刻みたい」と述べました。前日の25日にはホワイトハウスで仏教行事「White House Vesak 2021」が催され、浄土真宗(本願寺北米開教区)とチベット仏教、テーラバーダ仏教の各代表者が招かれて、それぞれが読経しました。

テーラバーダ仏教は、東南アジア各地に広まった上座部仏教(小乗仏教)のことです。米国では信教の自由が憲法で保障されていますが、キリスト教やユダヤ教の神を信ずる宗教を、いわゆる”見えざる国教”としています。この米国の中枢ホワイトハウスで仏教行事とは、チベット仏教(ダライラマ)を抑圧する中国政府への牽制はあるにせよ、米国の度量の広さを感ぜずにはおれません。

日本では、お釈迦様の誕生を祝う4月8日の「花まつりが(灌仏会)」が「ウェーサク」に相当するようです。