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お釈迦様と七高僧①

今から約二千五百年前、印度北部釈迦族小国の王子ゴータマ・シッダールタは、世の無常を感じ29才で出家された。難行苦行を経て、35才で悟りを開かれ、仏陀(ブッダ=目覚めた人)となられた。釈迦族出身のためお釈迦様と敬われ、釈迦が開祖の仏教には、難易二行(難行と易行)がある。易行である浄土の教えは、7人の高僧=七高僧(親鸞聖人選定)によって千年もかけて印度から中国、日本へと伝わった。七高僧の第一と第二は印度の龍樹菩薩と天神菩薩。以下、中国の曇鸞・道倬・善導と続き、第六は源信(『往生要集』著者)、最後に源空(=浄土宗宗祖法然上人)。親鸞は、「師の法然上人に、例え騙されて地獄に堕ちても本望」、とまで著述。次回は、龍樹菩薩を語る予定。

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